親バカ日誌・目次へ 最近の学校給食事情
〜小学校の現場から 2004年レポートと提言〜
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 息子(小1)は愛知県内の公立小学校に通っている。毎月もらって来る 息子の『給食表』(1カ月分のメニューと栄養価が載っている)を見ていると、最近は学校給食もバラエティに富んで来ているのがわかる。 といっても僕自身、小学校(や中学)で給食を食べた経験は無いので、『昔と比較』しようが無いのだが…
(註:僕は小学校からずっと私立で、給食ではなく「お弁当」だった。 妻にはよく、「おぼっちゃんだと思ったから 結婚したのに だまされた」 と言われている(大汗;)。

 それでも、「給食の時間の話」とかを友だちから聞いたり、テレビで見たりして大体想像がつくのだが、最近は「明らかに違う」らしい。

 例えば、分析した結果 第3木曜日はフェイジョアーダ、アロース・デ・フランゴなどのブラジル料理が出ているようだ。金曜は杏仁ゼリー、マンゴー・プリンなど中華系デザートが多い。ほかに、韓国のチヂミや、インドカリーとナン(昔はカレーライスだけ)などというメニューもあるらしいのだ。

 長年、日本マク○ナルドの社長だった藤○ 田社長は、「人間は12歳までに食べていたものを生涯食べ続ける」との考えから、マク○ナルドを子どもに食べさせる(子どもの舌に味を馴染ませる)よう、『キッズ・メニュー』や子ども向けのおまけを充実させ、親と一緒に子どもたちが来るよう、企業戦略で進めていたそうだ。一見、子ども向けメニューは儲からないように思えるが、大企業ならではのスパンの長い戦略(大げさかも知れないが…)を、随分前から実施していたのだ。(ちなみに僕は、自分ひとりのときはマク○ナルドも行くが、子どもと一緒でファーストフードの場合、モス・バーガーには行っている。ファーストフード自体、あまりいいとは言えないが…)

 学校給食がバラエティに富み、今後もエスニックなメニューがもっと増えて行けば、大人になったときの食べれるものの範囲が広がり、結果、視野の広い人間に育つ(かも知れない…)。 学校給食はなかなか栄養的にも充実していて、関係者の方々には 親としてとても感謝している。 その上でのお願いだが、今後も出来れば 学校給食(特に、12歳児までが在籍する『小学校』での給食)では、アジア料理、アラブ料理、アフリカ料理等々、エスニックなメニューをもっともっと充実させて行って欲しい。 そして出来れば たまには、親も『試食会』とかに招待して欲しいものだ。 【完】

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