アメリカへ行く前に
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 日米・似て非なるもの一覧  TOPPAGE
銀行、弁護士、大学生・・・ 日米両国にあり、呼び名も一緒。でも、そのためにかえって、同じようなものだろうと日本人に大いなる誤解をもたらすもの をまとめてみました。 転ばぬ先の杖 として、少しでもお役に立てば幸いです。

日米比較 日 本 アメリカ 実際にこんなことが…
銀 行 モラルはともかく、手続上のミスは少なく世界でも稀なほど事務処理能力レベルは高い。計算ミスなども少ない。 窓口の行員レベルでの事務処理でミスが多い。両替も間違えて計算したり(註:少なめに両替だけでなく、多めに両替してくれることもある。そういうときは黙ってお金を受け取り、さっさと出て来ましょう(^^;)。
ひどいときは間違えて、違う人の口座から勝手に引き落とし。そのためもあって、家賃・電気・電話代等の支払いも自動引き落としは少なく、小切手支払いが多い。
アメリカの某銀行でキャッシュカードをつくったときのこと。犯罪防止のため、まず自宅にカードだけが送られ、その後数日してから暗証番号が届く。でも暗証番号が届かなかったため(これ自体日本ではあまりないが)、銀行に確かめに行くと…。身分証としてパスポートや免許証を持って行ったのに、初めてあった行員は本人確認もせず通帳提示も求めず、口座番号を言っただけで暗証番号を教えてくれた…(−−;。
アメリカで他人のキャッシュカードを拾ったら、取り合えず銀行に行って暗証番号を聞き出してみよう!(ダメ!ぜったい!)
アメリカ人は銀行を信用していない。
弁護士 世界でも弁護士試験がこれほど難しいのは、日本と韓国ぐらい。人口1億人以上に対し弁護士数1万数千人は、世界からすると異常に少ない! 世界では大学法学部を卒業すればほぼ自動的に弁護士資格をもらえる国が多いが、アメリカもそう。90%が一発合格し、人口2億数千万に対し弁護士数90万人!(赤ちゃんからお年寄りまで含めた、札幌市の人口と同じ)
弁護士資格を持ってるのに、「食っていけないから…」と言い他の仕事をしてる人たちも多い。
(註)でも日本人でアメリカの弁護士資格取ってる人たちは、やはり優秀です。

映画やテレビで出てくるような法廷弁護士は少数派。
アメリカの某日系企業でのこと。そこの日本人女性社員(18歳で渡米。アメリカの大学卒でそのままアメリカで就職)が 「そういった雑用は弁護士にやらせましょう…」 と話しているのを聞き、本当に驚いた。僕は当時、日本のサラリーマンだったため『弁護士さん=偉い人たち』と思っていたからだ。
数年後、アメリカ人と日米の不動産資格(宅建)の違いにつき話した。日本の宅建主任者は、不動産に関わる契約書等、法的書類をつくり押印して有効にすることが出来るが、これはアメリカでは弁護士がやる仕事だ。しかしそのことを話すとアメリカ人不動産業者は…。
「なぁ〜んだ。そんな雑用をしなきゃいけないのか。アメリカの不動産業者は、そんな雑用はしなくてもいいんだよ。そんなのは弁護士にやらせればいいんだよ」と言い、これまたびっくり。契約書等法的書類がぶ厚いアメリカでは、そうした事務は雑用と考えられている。ちなみに『契約書』にはいろいろと書いてある。『この電子レンジで洗った猫を乾かしたら危険です。当社は一切責任を負いません』とか、書かねばならないことはいろいろとあるようだ…。
大学生 中学・高校と勉強し、大学に入ったら遊ぶ のが日本(特に文系)。 決めつけて
すみません<(_ _)>
中学・高校と遊び、勉強もするが青春を謳歌。大学に入ってから本格的に勉強 するのがアメリカ。  工事中
履歴書 とにかく無難につくる。自慢的文章・アピールのし過ぎはかえって嫌われたりする。

本籍こそ記載が無くなったが、個人のプライバシー情報をかなり含んでいる。
とにかくオーバーにつくるのがアメリカ流。歯の浮くような自慢的文章を書いていかなければならない。そういう文化なので、遠慮しなくてもいい(逆に遠慮してると、「こいつは何も出来ないやつだ」と思われてしまう)。
その代わり、生年月日、出身地、人種、既婚(独身・離婚)など差別につながりそうなことは一切書かなくてもいい。会社も訴えられるのが怖いため、そういう事項をうかつに聞いて来たりはしない。
 工事中


まだまだ追加していきます。