リクガメのいる庭 オ カ ヤ ド カ リ 日 記
飼うことの出来る天然記念物
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てまひま掛けZOO !
(他のペット紹介)

←うちのオカヤドカリ、うるま(多分♀)です。
 右はガジュマルの幼木です。


オカヤドカリは、その名の通りオカ(陸)に住むヤドカリで、日本では沖縄県を中心とした島々に棲息しています(他に、奄美諸島、小笠原諸島など)。

天然記念物ですが、時期と量を制限して採取することが認められていて、飼育することが出来ます。

名前の由来は、沖縄方言の「うるま」(サンゴの島の意味)から付けました。

さて…
どこに隠れているでしょう…?⇒



 10秒以内に見つけてください。


見つかりましたか?? (答は左写真)

ケージには、ガジュマルの幼木を植えた大き目の植木鉢を使っています。床材はサンゴ砂(中粒)。
他、餌皿(オカヤドカリ専用のエサ)とプール(ヤドカリのくせに水に溺れるので浅いものを)は必須です。

←隠れ家となるシェルターには、ちょうどいい大きさの穴があった、『石敢當』(せきかんとう)の置物を配置。

(沖縄でよく見られる 石敢當 についてはこちらを参照。)


気温が高くなると、シェルターから出て来て活発に動き回り始めます(右写真:プールの水に浸かっているところ)。

オカヤドカリのストレスが溜まらないよう
出身地(沖縄の島)の環境を再現すべく
心掛けています(汗;)⇒

沖縄でよく見られる ガジュマルの木
石敢當のシェルター沖縄で拾って来た
珊瑚のかけら、シーサーなども配置。
そして 植木鉢の隣りには
シークワーサー(沖縄の柑橘類)の鉢…
という念の入れようです。

きっと、 故郷 沖縄にいる気分になってくれていることでしょう…(汗;。




オカヤドカリの飼育について



(観葉植物植木鉢ケージで飼ってた頃) 音の無い世界。波の音でも想像してください。

オカヤドカリは雑食性なので、専用エサの他、たまに野菜や鶏のササミなども与えます。家庭の料理の残り物で充分ですが、当然ながら味の付いたものはダメです。

夜行性のため、昼間はじっとしていることが多く、うちではときどき、夜 家の中にケージごと(植木鉢ごと)取り込み、子どもたちが観察しています。

手間は掛かりませんが、秋〜春の保温は必要です(沖縄以外の場合)。15℃以下にならないよう、秋以降はケージごと 家の中に取り込み、保温します。

尚、オカヤドカリは脱走の名人です。いい保温器具、ヒーターなどがペットショップで安く売られてますが、ヒーターの電気コードなどを ロープ替わりにして脱走しようとする のが難点です。


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